
▲ユニット型特養平米単価推移
■建築費は過去最高水準に
近年、資材価格や人件費の上昇により、福祉施設の建築費は高騰を続けています。特別養護老人ホームの建築費は、平米単価44万3,000円と過去最高を記録。新たな施設の開設や建て替えを検討する事業者にとって、建築コストの増加は事業計画そのものを左右する大きな課題となっています。
■限られた建築の中でも事業を展開するためには
建築費が上がったからといって、必要な施設整備を止めることは簡単ではありません。
そこで広がっているのが、1人あたりの居住スペースをコンパクトにし、建物全体の面積を抑える工夫です。
たとえば、これまでより1室あたりの面積を小さくすることで、1人あたりにかかる建築コストを抑えることができます。また、同じ規模の建物でも、より多くの利用者を受け入れられる設計にすることで、事業全体の収益性を維持するという考え方もあります。
■居住環境への配慮も両立
もちろん、部屋を狭くすることには課題もあります。
行政側から見れば十分な居住環境が確保されているか、利用者やご家族から見れば「狭くなっても快適に暮らせるのか」という不安が生まれます。
しかし、建築費が大幅に上昇している現在、事業を継続するためには、建物をコンパクトにすることも一つの現実的な選択肢と言えます。
大切なのは、単純に「狭くする」ことではありません。
限られた面積の中でも、家具の配置や収納、動線、採光、見守り設備などを工夫することで、利用者が安心して快適に暮らせる空間をつくることが可能です。
■弊社からのご提案
「建築費は抑えたい。でも、利用者の快適性はできるだけ落としたくない」そんなお悩みをお持ちではありませんか?弊社では、建築費を抑える方法や、居室がコンパクトになっても快適に過ごしていただける環境づくりなど、これまでの経験を踏まえ、お客様の事業計画やご予算に合わせたご提案をさせていただきます。新築・建替え・施設計画をご検討の際は、ぜひお気軽にご相談ください。
※出典:高齢者住宅新聞online

■加速する人材不足により疲弊する介護業界の実態
昨今の医療・介護現場における最大の課題は人材不足です。
人材不足の中でも十分な職員数を確保するために賃上げをする事業者も増えてきましたが、それだけでは間に合わないほどにこの課題は大きくなってきました。
かつて地方を筆頭に働き手の高齢化が加速し、更に若者が都心部へ流出してしまうという現象が問題視されていましたが、今や都心部でも高齢化が進み、地方とあまり変わらない状況になりつつあります。
■人材不足が生む”負のスパイラル“
人材不足による影響の中で、最も恐るべきことは、
既存スタッフの更なる疲弊です。現時点では人材不足を嘆く段階の事業者がほとんどですが、将来的に必ず訪れる最悪の事態は、残ったスタッフに皺寄せがいき、更なる離職を招く“負のスパイラル”です。
弊社としても多くの介護事業者様と情報交換させていただく中でこの問題に直面されている方が多いと実感しています。
■スポットワークと外部連携で作る“正のスパイラル”
現場の人材不足を最短で解決しながら、離職をも防ぐ、革新的な解決策が、「カイテクとドクターメイトの連携」です。カイテクとは、カイテク株式会社が提供する介護業界特化の単発バイトアプリです。しかし、このカイテクの活用に関して、現場からは様々な懸念の声が上がっています。
「面接がないので、人柄がわからない。。」
「都度、教えるのが大変そう。。」
のような、調達できる人材の質を懸念する声が目立ちます。背に腹は代えられない本部の考えと、質を心配する現場の摩擦が浮き彫りになっています。
■スポットワーカーの質を補うオンコールサービスとの連携
人材がすぐに確保できる点では優秀なスポットワークの唯一の欠点を補うのが、オンコールサービスとの連携です。
今回ご紹介するドクターメイトというサービスは、ドクターメイト株式会社が提供する、24時間365日専任の医師や看護師に相談できるオンライン医療相談と、夜間オンコールサービスです。
まずはカイテクで人員を安定させ、現場に余裕を作り、さらにドクターメイトのような夜間オンコール体制を敷くことで、良いスパイラルを生むことができます。
夜勤は働き手・施設側ともに心理的ハードルが高いですが、「何かあればすぐ専門医師に相談できる」という体制がハードルを下げ、夜勤のスポットワーク活用も非常に進めやすくなります。
人材不足はどの会社も同じです。
その中で、常にアンテナを張り、良い取り組みはどんどん取り組むことが、今後の医療・介護業界では必須の経営スキルとなっていきます。